2022年夏 真夏の大冒険(ギター整理編その2)
今回はギターの整理編(その2:メルカリでのベース売却)です。
■ギター類の断捨離
一番古いギターは、s.yairiのアコギで、中学生だった1976年くらいに親から買ってもらったものです。約半世紀にわたり弾き続けてきたギターなので愛着もあり、悩んだのですがこれも売ることに決めました。1本のベースと5本のギターをどのように売却したか、時系列ははっきり覚えていませんが、それぞれ詳細に報告します。
重要!:メルカリで売却するときの送料について
最近、メルカリでは出品金額を送料込みとしている出品者さんがほとんどのようです。私自身も送料込みの出品からしか購入しなくなっています。ですので、配送にかかる料金は売れた時の収入に直接影響します。できるだけ、らくらくメルカリ便で送れる小さな梱包を目指します。
※参考 らくらくメルカリ便 合計3辺合計160サイズ(160cm以内)がMAX 全国一律 1,700円
160サイズを超える場合はらくらくメルカリ便は使えず、通常の宅配便での配送となり、以下の配送料となる。180サイズ 2,400~2,840円(関東より配送した場合。配送先地域により決定)但し沖縄は4,710円
〇ベース:ARIAPROⅡ(RSB-FIRE4)
メルカリでギター類を売るのは初めてですが、何事もTRYです。まずは1本だけ持っているこのベースを売りに出すべく準備を開始しました。私はハードギターケースは手狭な家では邪魔なので、ハードオフ等で売ってしまいました。なので、どう安全に梱包して送れるかが問題です。基本的には安く、全国一律料金で送れる「らくらくメルカリ便」で送りたいのですが、荷物の3辺の和が160cmがMAXなので、なんとかこの寸法に収まるよう梱包することが必要となります。(私は送料込みの出品金額にしたいので、送料が収入金額に直接影響します)
このベースは全長118cm程度あるので、残りの横幅と厚みの2つの寸法を足して42cm以内にする必要があり、本当にギリギリの梱包です。トラブルなくメルカリで売れるかどうか、不安でしたが、梱包大作戦は成功でした。見事ほぼ想定していた値段で売れ、「らくらくメルカリ便」で送りましたが、購入者の方からも梱包に対する不満は出ていませんでした。
ハードケースの無いギターのメルカリでの売却は梱包との戦いと言っても過言ではありませんね。
以下、その梱包方法詳細です。
①カインズホームで120cm×90cmの段ボール板を買ってくる(今回は最低2枚)
②下図の通りの寸法でカットし、折り曲げ線に沿って傷をつける。今回のベースは長さが118cm、ボディの幅は35cm強、厚さはブリッジや張ってある弦も含めて6cmなのでプチプチに包むとギリギリの寸法にはなるが、160サイズに収めるためにはやむなし。これを2枚作る。
③この2枚を折り曲げ線通りに折り曲げて底部をガムテープで止めると、薄くて長い、上部と側面が開いている箱が2つできるので、これを上下を逆さにして組み合わせ1つの箱にする。
※ただ今回は、箱の長さが114cmしかないので、ベースが収まるよう上下を4cm程度ずらして組み合わせる必要があり、そのためにできた両側面の穴の部分は切って余ったダンボールでふさいで、ガムテープで隙間がないように固める必要がある。
これで段ボール箱の成形は終了です。この箱へのベースの梱包手順は以下の通りです。
①ベースのテールピン(ストラップかけるピン)は、ここが強く床にあたってしまうと、ここからボディが破損しやすいようなので、いらない段ボールを小さく切ってテールピンが入る穴をあけて4~5枚重ね、テールピンにさして保護しておくと良い
②ベース全体を十分なプチプチで包む。ただボディ部分はあまり重ねると厚くなり箱が膨れてしまうので、必要最小限にしておく。
③箱の中でスペースのあるヘッド部分が揺れないように余った段ボールや緩衝材でヘッド部周辺のスペースを埋める。
④ガムテープで箱の隙間や、弱い部分の補強をする。
これで、以下のように梱包が完成しました。
箱の頭の部分が少しずれて組み合わされているのがわかりますか。これでギリギリ160サイズか、計り方によっては、1cm程度は大きくなってしまったかもしれません。ただ、メルカリ便でのサイズ計測もそれほど厳密ではないようなので、1cmくらいのオーバーなら問題ないのではないかと推察しています。
この後、いくつかギターを出品して売りましたが、梱包箱は同じパターンで作成して全て問題なく160サイズで配送されました。